会社組織には属さず個人でお仕事をされている方や、駆け出し経営者としてこれからどんどん事業拡大していきたいと考えている方は多数いらっしゃると思います。
限られた時間の中で収益を伸ばしていくためには、『手放す』ことが必要不可欠な要素ではないでしょうか。
この記事の目次
限られた時間の使い道を考える
一人の限界を理解する
人は誰もが平等に与えられた時間を使用するほかありません。
時間を増やすという表現よりは、時間を確保すると言った方が適切かもしれませんね。
仕事をするうえで、一人で出来ることには必ず限界がやってきます。
それでも十分に収入を得ているのならばいいかもしれませんが、そうでない方も多いと思いますし、今以上に得られるお金を増やしたいと考えている方がほとんどだと思います。
また、会社を経営している場合も事業を拡大するためには一人の力だけでは難しいのは明白かと思います。
一つの事に集中し、なんでも自分一人でやろうとしていると、万が一体調を崩したりした場合に大変なことになってしまいます。
自分一人でおこなえる事の限界を、自分自身でしっかりと理解することが肝要ではないでしょうか。
手放すとは捨てる事ではない
ここでの手放すとは、自分以外の誰かに任せることを意味しています。
決して投げ捨てるという意味ではありません。
自分自身の能力を信じ切っている人にとっては、自分がやっていることや創りあげたものを他人に任せる事は怖いかもしれません。
ですが上でも述べたように、限られた時間の中ではどうしても活動限界がやってきます。
大企業が大企業たる理由の一つは、仕事を振り分けられた沢山の従業員がいるからですし、個人で仕事をされている方も作業の一部を誰かに委ねることにより、自由に動ける時間を確保しその中でさらなるビジネスチャンスを掴む行動が取れるかもしれません。
自分以外の誰かに仕事の一部を任せることに億劫にならず、少しづつ委ねていくことを考えるのも良いのではないでしょうか。
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小さい柱を大量に作る
よく収益が一万円あるビジネスモデルを100種類作れば100万円だーなんて事を考えたことはありませんか?
間違いではありません!
大企業だってたった一つのビジネスに集中している訳ではなく、そこから枝分かれしたものや、全く別の事業を数種類おこなっているのが普通ですよね。
そしてその事業や部署ごとにそれぞれ担当する人達がいるのです。
一つのビジネスモデルに集中して、太く大きな柱を構築することも大切だとは思いますが、その事業が仮に立ちいかなくなったらキャッシュポイントが消えてしまいます。
自分一人では小さな柱を同時に五つ回すことが限界でも、自分以外の誰かに上手く仕事を振り分けることが出来れば、同時にいくつでも回せるようになります。
そして一つが一万円の収益を生む小さな柱であっても、確保できた時間の中でそこに肉付けしていけば、三万円の柱に成長することも考えられます。
不測の事態は不意にやってくる
先ほどお話した通りですが、生きていれば不測の事態が不意に訪れたりします。
それは自分自身の怪我や病気もそうですが、様々な業界の不況によって携わっている事業の収益が無くなる場合もあるでしょう。
自分一人で事業をやっていた場合、病気でも怪我でも不況でも、とにかく大変な状況になってしまう事は想像に難くありません。
もちろん各保険の加入等も必須だと思います。
ですがこういった時に収入源となる柱がいくつもあり、自分がいなくても回るように仕組みを作っておけば、これほどの危機回避はありません。
10本ある柱のうち不況で2本ダメになったとしても、8本もの柱が残っていればそこまで困る事にはなりませんし、お金と時間さえあればその先の立て直しも早いと思います。
一時の収入減は未来の収入増
誰かに仕事の一部を任せるとは、それはつまりその分の対価を支払うことになります。
対価を支払うことにより一時的に収入は減少してしまうかもしれませんが、その代わりに柱を増やすための時間を確保できるので、決してネガティブな事ではありません。
極端な話、自分一人で頑張って一つの柱で30万円稼ぐよりも、その半分の対価を支払って誰かに仕事を任せ、同じ収益が出る柱を三つ作った方が絶対に良いと思いませんか?
そうすることが出来れば時間の確保もできつつ、稼ぎも45万円にアップするのですから。
もっともっと稼ぎたい、事業を拡大したいと思うのならば、人を雇ったり誰かに仕事を任せることは必須だと言えるでしょう。
収入と時間を増やすまとめ
収入を安定させるために時間がカツカツになっていると話す人は多いかもしれませんが、私は逆に収入をよりアップさせるために時間の確保をすべきだと考えています。
どちらか一方が正解ではないと思いますが、何かを感じた方は徐々に行動に移していってみても良いかもしれません。
- 限られた時間の有効活用
- キャッシュポイントを増やす
- リスク分散しつつ時間確保
- 生命保険は有事の際の安心
- 目先より未来を見て行動
変化は待っていてもなかなか起こる事ではありません。
自分自身の行動で、自分の生活をより一層彩り豊かにしていきましょう。