会社を経営している方でも個人事業主の方でも、何か商品やサービスを扱っているのならば今より売上を向上させたいと思うのは自然のことだと思います。

そのためには時代の変化に合わせて販売方法を変化させたり、類似業者がまだ気が付いていない売り方を模索する必要があるでしょう。

 

既存事業はまだ進化する

 

タタリ
今までと同じ事業や取り扱っている物だとしても、販売戦略だったり購入層も時の流れと一緒に進化・変化しているもんね!

使い魔
消費者側にどんどん選択肢が増えていくように、生産者・販売者側に立つ方達も柔軟な売り方をしていかないと成長は見込めませんよね。

とことんユーザーのニーズに応える

 

これからの時代はどうすれば既存ビジネスの売上をアップさせて頂けるのでしょうか。

 

それはきっと単純明快な話で

 

ユーザーニーズに応える

 

この一言に尽きると思います。

 

もちろんこれまでも各企業や業者の方々はそれを理解し、実行してきたと思いますが、時代が変化するにつれて様々なことがますます便利になり、ユーザーが求めるものも常に変化しています。

そういった消費者達の声を敏感に感じ取り、また声があがる前に実行していくことにより、競合他社にいち早く差をつける事が可能になります。

 

タタリ
同じ商品を販売したり、類似サービスを取り扱っている会社はたくさんあるもんね。どうにかして差別化していかないと荒波に飲み込まれちゃいそう!

 

 

それでは販売方法を変化させて売上アップに成功した実例や、新規顧客獲得に向けたアイデア等をご紹介していきたいと思います。

 

杖屋さんがおこなった販売方法

 

これは実際に京都にある『つえ屋』さんがおこなった方法です。

店頭販売やECサイトで通信販売をおこなっていたこちらのお店ですが、ある販売方法をすることにより爆発的に売上アップに成功し、さらにはFC(フランチャイズ)展開や専用車の販売も始めるに至りました。

その新たな販売方法とは

 

杖の移動訪問販売です。

 

訪問販売と聞くと、な~んだそんなこと?と思ってしまうかもしれませんが、杖の移動訪問販売は大変理にかなっています。

そもそも杖を欲しがっているお客様はどういった方でしょうか?

 

  • 足が不自由な方
  • ご高齢の方

 

大きくはこの二つがあげられると思います。

 

足の不自由な方が杖を欲しがるのに、わざわざ店頭まで来て頂いて商品を販売すること自体、矛盾があったのです。

また、ご高齢の方がECサイトでネット決済するといったこともハードルが上がっていることは明白ですよね。

実際にたくさんの商品を自宅まで持ってきてもらい、目の前で見て触った方が、お客様も喜ぶことでしょう。

 

さらに杖といっても高級な物は100万円を超えるものもあります。

ありきたりな方法なのに、他の多くの業者はそこに着目できていなかった実例です。

 

使い魔
これは確かに盲点ですね!まさにお客様のニーズに応える事により売上が伸びた好例だと思います。

 

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SNSを使った移動販売

 

移動販売の話になりましたので、他の商品で考えてみましょう。

すでに同じようにしている販売業者さんもいるかもしれませんが、私が個人的に思う案としては

 

SNS石焼き芋屋さんの組み合わせです!

 

普通に考えると『い~しや~き芋~』といったアナウンスを大音量で流しながら販売者を走らせているイメージですが、特に都会で販売する場合はもうその売り方はナンセンスだと思っています。

 

従来の販売方法ではいくつかデメリットがあります。

 

デメリット
  • 大音量アナウンスの騒音
  • 神出鬼没の販売場所

 

騒音に対して苦情の申し立てがあったり、アナウンスで近くにいると気が付いて外に出たものの正確な場所が分からない、見つけた瞬間に走り去ってしまうなど、石焼き芋あるあるですよね。

そこで私が考えることは

 

Twitterを使った事前告知です。

 

Twitter上で今日の○時○分に○○の場所で30分間販売します…など、スケジュールを配信しながらの販売方法です。

この販売方法が定着すれば、大音量のうるさいアナウンスによる近隣住民への迷惑行為も防ぎつつ、購入したい人も何時にどこに行けば買えるのかが分かって大変便利だと思います。

また販売スタッフを女性にすると、焼き芋を買いたいけど恥ずかしい・・・なんて考えていた潜在女性客を取り込むことが出来るかもしれませんね。

 

タタリ
買いたいと考えているお客様がより一層買いやすい環境を構築することって本当に大切なことだよね!

 

 

ドローンを使用したビジネスは急成長中

 

今ドローンを使用した事業やサービスは世界規模で急成長中なのはご存知かと思いますが、その中でも日本はまだまだ成長速度が遅いと思います。

 

 

ECサイト・Webサービス大手であるAmazon(アマゾン)は2016年にドローンを使用した配送サービス『Prime Air』をイギリスで開始しており、テストエリアをどんどん増やしています。

日本ではまだまだドローン操縦者も少なく、何かの既存のビジネスと組み合わせることによって、新たな顧客開拓や売上向上につながる可能性はとても高いでしょう。

 

例えば結婚式の時に撮影するウェディングフォトに、ドローンを使用した空撮で静止画や動画を撮影するプランの追加などもイメージしやすいと思います。

安全上の観点からもドローンは簡単に取り扱うことは出来ませんが、だからこそドローンを取り入れたサービス等をいち早く取り入れることが出来れば、ユーザーが喜ぶものを生み出せるかもしれません。

 

使い魔
使用方法や法令を守りながら上手に扱えば、ドローンは色々な既存ビジネスにとっての起爆剤になるかもしれませんね。

 

この記事のまとめ

 

これからの時代は既存のビジネスを既存の方法でおこなう事に注力するのはナンセンスです。

商売の基本はお客様のニーズに応えることだと思いますので、今の時代だからこそ出来ることや、これまで気が付けていなかった事はないのかをじっくりと考え

 

既存ビジネス+α

 

の販売方法を考えていくことが、利益向上・新規顧客開拓するために大切だと感じます。

 

重要ポイントまとめ
  • もう一度お客様の立場になり考える
  • 最新技術だけが最新の売り方ではない
  • SNSなどを組み込めないか考える
  • 時代とお客様のニーズ変化を感じ取る

 

まだまだ顧客獲得へ向けての動きは進化していくでしょう。

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